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脳波検査について


脳波検査は脳内で起きている電気活動を、頭の表面に金属の皿の形をした電極をペーストで貼り付けて記録する検査です。

 

記録された電気活動が波のような線を描いて記録されるため、“脳波”という名前がついています。

 

時に“痛い?”と聞かれることがありますが、刺激をしたりするわけではなく、電気活動を記録するだけなので痛くはありません。(痛くも痒くもと言いたいところですが、人によって検査後にちょっと痒いことはあります)

 

検査は電極の装着から検査終了まで約1時間程度で行います。

 

脳波の検査では起きているときの脳波(覚醒脳波)、寝ているときの脳波(睡眠脳波)、光や過呼吸による脳波の変化の有無などをみます。

 

てんかんではこの脳波検査で特徴的な波形、発作がないときにもみられることがあり、診断や病状の把握のためにもっとても大切な検査です。

 

脳波検査の際にはできれば眠って頂きたいので、やや睡眠不足で来ていただくことをお勧めします。

 

また電極がきちんと装着できるように、洗髪のうえ、整髪料などはつけずにおいでください。

 

検査後は備え付けの洗面台で軽く洗髪していただくことが可能です。