医師紹介

院長ごあいさつ


 小出内科神経科の小出泰道です。当院は先代院長の小出秀達が1980年に開院しました。

 

 開院以来、精神科、あるいは内科の診療を行い、近隣の方を中心に多くの患者さんにご来院頂いておりました。

 

 2020年頃からは私の専門であるてんかんの診療に特化したてんかん専門クリニックとして診療を行ってきました。

 

 

 この度、2023年9月、管理医師を前院長から引き継ぎ、非常勤医師を迎え、新たなスタートを切ることになりました。

 

 前院長は「精神科医」でも「神経内科医」でもない「神経科医」という存在へのこだわりがありました。これは「こころとからだ」の両方をきちんと診ることができる医師を目指したい、ということであったと思います。

 

 てんかんの診療にはまさにこの両面が必要です。最も重要な点は発作の改善を目指すことですが、それだけで患者さんの悩みが解決するものではないと考えています。

 

 てんかんは乳幼児期・学童期・思春期など若い頃に発病することも多く、てんかんと共に歩む生活や、てんかんが生活に与える様々な影響について考えることが非常に重要となります。

 

 

  この視点から、患者さんの生活全体を支える医療ができればと考えています。

 

そのために患者さんやご家族、支援者の方々、近隣の医療機関やてんかん専門医療機関、行政、在宅生活を支える専門職の方々などとも積極的に連携し、診療を行っていきたいと思っています。

 

 今後も皆さんと共に、患者さんの生活を支える一助でありたいと考えています。

 

 どうぞよろしくお願い申し上げます。


診療について


医師2人で外来診療を行っています。2018年6月からてんかん専門外来のみ新規の方を受け付けています。 脳波検査、血液検査が可能です。MRIなど画像検査は近隣の提携医療機関をご紹介しています。現在は院外処方を行っています。 乳幼児からご高齢の方まで対応可能です。

医師


院長  小出泰道

資格


日本内科学会 総合内科専門医

日本神経学会 神経内科専門医・指導医

日本てんかん学会 てんかん専門医・評議員

精神保健指定医

難病指定医

小児慢性特定疾病指定医

身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体) 

略歴

  大阪府立天王寺高等学校卒業(ラグビー部)
2002年 広島大学医学部 卒業

2002年-2007年

淀川キリスト教病院

スーパーローテート研修医

脳血管/神経内科

2007年-2012年 国立病院機構
静岡てんかん神経医療センター

2012年-2013年

静岡県立こころの医療センター

慢性重症司法病棟診療科 副医長

2013年-2014年

国立病院機構 静岡てんかん神経医療センター

重症心身障害病棟医長

 2014年-現 在 

 小出内科神経科

淀川キリスト教病院小児科てんかん外来(非常勤)


非常勤医師 最上友紀子

※最上医師は原則として隔週(偶数週)の土曜日、午前のみ診療します。

資格


日本小児科学会専門医

日本小児神経学会専門医

日本てんかん学会専門医

 

略歴


  四天王寺中学校高等学校卒業
1999年 奈良県立医科大学 卒業

1999年-2000年

大阪大学第4内科

2000年-2000年 大阪大学小児科

2000年-2002年

NTT西日本大阪病院小児科

2002年-2004年 市立豊中病院小児科
2004年-2004年

市立堺病院小児科

2004年-2005年

大阪母子医療センター小児神経科

2005年-2006年

大阪大学小児科

2006年-2009年

大阪母子医療センター小児神経科

2009年-2012年

静岡てんかん神経医療センター

2012年-現在

大阪母子医療センター小児神経科 副部長


当院医師の著書

てんかん診断虎の穴~ぶれないスタイルを身につける! 単行本

2021/3/24 小出泰道 (著, 編集, 監修, 原著, 企画・原案), 朴貴瑛 (著)

“てんかんが苦手”な医師のための問診・治療ガイドブック

2014/10/1 小出 泰道  (著), 井上 有史 (編集)